住宅の長寿命化について
こんばんは。杉山です。
先日、弊社HPに学生さんから1通のメールが・・
「住宅の長寿命化」について研究をしているので話を聞きたいと。
という事で名古屋ショールームで話を聞く事になったわけで・・
聞くつもりが、ほとんど私が話していましたが(笑)
結論から言うと
家は 「水から守る」事が大切なんです!
水というと

①雨漏り
※弊社メンテナンス事業部より 雨漏り改修工事
雨漏りによって柱など腐っている状態。 築15年

②水漏れ
※弊社メンテナンス事業部 床下点検写真
給水管より水漏れ 築5年

③湿気
※弊社メンテナンス事業部 床下点検
逃げ場を無くした湿気が結露した様子 築25年

特に高温多湿の日本では
湿気、結露が発生し、壁内で
↑↑↑のように、カビが発生し、カビを食べるダニが発生したり、
シロアリが発生したり・・・。
住宅の長寿命化には「水」が関わってくるのです!
今まで3000件以上のお宅の床下や天井裏を点検してきた
私からすると、日常茶飯事な事で大げさな事ではありません。
一方で、築50年以上の築年数が経過したお家が存在するのも事実です!

それは、使われている建材が違う!のです
土壁、襖、障子、木製サッシ、茅葺屋根など
全て、水や湿気を吸収する材料だったので
長持ちしているのです。
一生に一度の注文戸建て住宅を建てるなら・・・
住宅ローンを返済する前に建て直しでは・・・
長持ちしなければ、建てる意味がありませんよね!

セルロースファイバーを使用する事で
湿気を吸湿し、放湿し、調湿透湿してくれるので
水から建物を守ってくれます!
何故「長持ちする家」と「そうでない家」が存在するのか?
何故、セルロースファイバーを使うのか?
何故?という観点で見つめ直すと
自分達の家造りに大切な事!
これから一生 住み続ける家に何が必要か見えてくるかもしれませんね!