住医学研究会会議１日目
こんばんは。池メンです。
本当に梅雨？と思っていたら、雨が降りましたね。
今日は、小雨の降る中同僚の杉山くんと東名高速を走り、豊川市まで。
午後から始まる、「０宣言」の家造りを推進する「住医学研究会」（旧称：神様が
宿る家推進協議会）の全体会議に出席しました。
年に一度のこの会議には、北は北海道から南は沖縄まで、「０宣言」の家造り
を手がける各加盟企業が集結します。
明日の午前中までかけて行なう会議ですが、前半となる本日はとても有意義
な講演を２つも拝聴させて頂きました。
最初の基調講演は、元 長崎県立国見高校サッカー部総監督として有名な
小嶺 忠敏（こみね ただとし）先生
全く無名の高校サッカー部をたった１３人の部員からスタートし、１９７７年に
はインターハイで初優勝を飾るほどの素晴らしい指導をされた先生で、これ
までに指導先を計１７回もの優勝に導かれるなど輝かしい実績を残されてい
ます。
教え子にも有名な元Ｊリーガーや今もＪリーグで活躍する選手も多く、その
指導力の凄さを実感します。
先生の指導法の特徴は、「指導」も大切だけどそれ以上に「育てる」ことが大
切で、その為には相手の短所は無視し、ひたすら長所のみを伸ばす事だそう
です。そして、その方法はその人自身の長所を気付かせ、更に伸びる様本人
に自由にさせてやる事だそうです。
ただし、そこに「人間性」が伴わなければ絶対に一流にはなれない事も事実
で、その為には「ルールを守ること」や「人としての躾」が身に付いている事が
必要であり、指導者はその点に関しての「指導」だけ行う。との事でした。
実績のある方の、厳しいだけ、緩いだけ、根性だけ、理論だけではないとても
分かり易くて納得感のあるお話しは、１時間半以上の時間が本当に短く感じ
られました。
そして第２部の特別講演は、「ピンピンコロリ！」（略してＰＰＫ）と言う健康長寿
のためのキャッチフレーズを考案され、自らその実現を提唱されている
東京都立大学大学院教授の星 旦二（ほし たんじ）先生
ご自身の夢を実現するため通っていた工業高校を自ら辞め、普通科高校に
入り直し、その後猛勉強の末に東大に入られた超努力の先生。
教授らしい淡々とした話しぶりとは裏腹に、ものすごい時間とお金と手間を
かけた数々の検証データを裏付けに、健康や長寿に関する世の中の「常識」
と言うものが見事にひっくり返る事実を見せつけてくれました。
星先生の提言はとても刺激的ですが、確固としたデータの裏付けによるもの
なので、最後まで納得感を感じつつ興奮気味にお話しを聴かせて頂きました。
星先生には、私たちの推奨する「０宣言」の家造りにもご協力を頂くこと
となっていますが、そのきっかけの一つとして大手ハウスメーカーで建て
られたマイホームで、非常に大変な思いをされていると言う事実があります。
（「我が家の朝の寝室温度は６度だった」（星先生のブログより））
大学教授による真剣な提言は本当に興味深いものでしたので、ご興味のある
方はぜひこちらをご覧くださいね。
さて、明日は日進市で上棟があるので、池メンは本日のみの会議参加です。
明日は晴れるそうなので、やっぱり池メン「持ってる」ナァ～。と、ひとりでニヤ
ニヤしています（笑）。
では、では。
