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プロデューサーブログ

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日本建築の知恵

2013年8月17日(土)

こんばんは。

夜の就寝時は、クーラーを使わず扇風機と氷枕で冷やして寝ます!

しかし、すぐに起きて結局クーラーをつけます!エコならず、 エゴ杉山です。

 

暑い中、いかがお過ごしでしょうか?

お盆で休暇を頂きましたが、暑いので特にする事もなく・・・・

岐阜の実家に帰りました。

岐阜と名古屋とでは大して気温は変わらず。

私の実家は、古くからある農家の家で、築100年程になります。

涼しいとまではいかないですが、アパート並みの 「蒸し暑い感覚」 はありませんでした。

 

その理由は・・・・

庇①.jpg

昔ながらの大きな屋根で、「深い庇」、広い軒下です。

コレで真夏の直射日光を遮り、直接部屋の中が温まる事を塞いでくれています。

冬は日が入り、暖かさを確保し、梅雨時期でも雨は部屋に入らず、洗濯だって干せます。

このように、日本の建築は気候までも計算し、日射コントロールした造りで建築されています。

 

さらに

サッシ34.jpg

木製サッシ                       土壁

 

実家の南面の窓です。

木製の窓です!鍵はありません!防犯性ゼロです!

田舎はこんなもんです(笑)

木製なので、湿気を吸ってくれます!

隙間もあるので風も通ります!

冬は寒いですが・・・・。

 

右の写真は現在、アイジーワークスで リフォームをお願いしている

杉山親戚宅です。

親戚の家も古く、壁を取ると、土壁が現れます。

しかし、この土壁が湿気を吸収し、蒸し暑さを感じさせません。

他にも障子や襖など 紙で出来ているので湿気を取ってくれます。

 

日本は高温多湿。

湿気と共存して生きていくには、湿度をコントロール していく事が重要です。

この湿気コントロール  すでに先人の建築家、大工さんは応用して施工していたのですね!

 

この湿気コントロールした造りを

現代の建築にも応用したのが、神様が宿る家 であります。

 

どんな状態かは、是非体感して下さい。

 

8.31-9.1完成見学会@安城.jpgのサムネイル画像

8月31日 (土) 10:00~ 17:00

9月1日  (日) 10:00~17:00

完全予約制

 

是非お越し下さい。

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