調湿+高気密高断熱
HUMIDITY CONTROL HIGH INSULATION

調湿+高気密高断熱とは

建物内外で熱が移動するのを防ぐことを断熱といいます。
熱の移動手段である輻射、伝導、対流に対し、材料、工法の工夫によって移動できないようにしようとするものです。
アイジータイルハウスの外壁は、遮熱、断熱、透湿、調湿という異なる機能によって調湿+高気密高断熱を実現し、建物の熱をコントロールしています。

調湿+高気密高断熱の構成

調湿+高気密高断熱とは4つの部材からなり、遮熱・断熱・調湿・透湿の4つの特徴をもった工法です。

内断熱には、建物内部の湿気をコントロール(=調湿)する「セルロースファイバー」
外張り断熱には、建物をまるごと外気から遮断し、室内温度をほぼ一定に保つ外張断熱材「ネオポール」
そして、外壁仕上げ材として、
外壁面の太陽熱を反射させ、表面温度を20~30℃ほど削減する遮熱外装材「遮熱漆喰」
プラスして、優れた調湿機能を有する内壁材「スペイン漆喰」

この調湿+高気密高断熱で内部結露による材料の劣化から建物を、暑さ寒さから住む人を守ります。

調湿+高気密高断熱の構造

調湿+高気密高断熱の構造

調湿+高気密高断熱化による健康メリット

調湿+高気密高断熱の効果

内部結露の発生を抑えることで、建物の耐久性を高め、住宅の長寿命化を実現します。
また、アトピーの原因とされるカビ・ダニを低減し、健康的な住まいにします。

さらに調湿+高気密高断熱で建てた住宅は、内部の壁面温度のムラを少なくし、快適な室内環境をつくります。また、ヒートブリッジ現象(断熱材の切れ目に存在する柱などが熱を伝える現象)による熱損失が少なく、冷暖房効果が大幅に向上します。

調湿+高気密高断熱の効果 調湿+高気密高断熱の家は、UA値=0.6[W/m2k以下 次世代エネルギー基準(一般値)の約1.5倍 UA値の算出方法:UA値(外皮平均熱貫流率=各部位の熱損失の合計/外皮面積

断熱性能の高い家に住むと、健康になれる

2002年以降新築の高断熱高気密住宅に引越した人(約3万5千人)を対象に行われた健康調査によると、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎など15の諸症状について、引越し後の変化を尋ねたところ、大半の症状に明らかな改善が見られる事が分かりました。特にグレード5以上など、より断熱性の高い住宅へ引っ越した人ほど改善率が高くなっています。

断熱性能の高い家に住むと、健康になれる

せきやのどの痛み、手足の冷えなどに限らず、アトピー性皮膚炎など肌の悩みについても調湿+高気密高断熱高気密住宅への引っ越しで改善が見られています。

家にとって、もっとも脅威な内部結露

内部結露をご存知ですか?

特に、2×4や、一般的なサイディングとグラスウール断熱材で建てられた家といった調湿性能が低く、 気密性の高い家でよくみられる現象です。

■ 結露により腐ってしまった柱や壁の内部

内部結露は、家の内部など、目に見えない壁の中で結露が発生する為、気がつかないことが多く、知らないうちに構造躯体を腐らせ、建物の強度低下や寿命の低下につながります。また、カビが繁殖し、胞子となって室内に浮遊することで、アレルギーやアトピーの原因になると言われています。

結露により腐ってしまった柱や壁の内部

だからこそ、アイジースタイルハウスは断熱にこだわります。

サイディング、グラスウールは使用しません

結露を起こさせない工法=遮熱・断熱・調湿・透湿という、
家の長寿命化に必要な性能を兼ね備えたのがアイジースタイルハウスの調湿+高気密高断熱です。

圧倒的に寿命が短い日本の住宅

高度経済成長期時代、日本の住宅業界も工業化の波を受け、より速く、より製造コストを下げることを目的にした家づくりが主流となり建築材料の品質が劣化していきました。それにより、建築材料の耐用年数の低下はもちろん、湿気がたまりやすいガラス原料の断熱材や湿気が室内から逃げにくいビニールクロスなどの工業製品が多く使用されるようになりました。

すなわち、高温多湿の日本の気候に合った家づくりがされなくなったのです。日本の住宅の平均寿命はヨーロッパに比べ1/4以下、アメリカと比べても1/3以下と、圧倒的に短いとされています。

住宅の寿命

圧倒的に寿命が短い日本の住宅

アイジースタイルハウスはZEHに取り組んでいます

今後のZEH普及目標

今後のZEH普及目標

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