今日は協力会(アイジーワークス)の新年会。
今年は120名弱という大人数での開催でした。

思えば、2年半前に協力会のあり方も一新し、本気で会を発足し取り組みました。
講習会を行ったり、挨拶の練習をしたり、いい現場にするためにみんなでディスカッションしたり、、、、。
現状よりより高い水準へと、全国でも有数の高いレベルの会社に行き、そこを目標として現場美化を図ったり、仮設トイレピカピカ日本一というスローガンを掲げたり、とにかくカイゼン、カイゼンを繰り返してきました。
中には「もうついて行けないです・・・」といって離れて行った職人さん達もいますが、やっぱり残っている人たちは何か心でつながっている気がします。
挨拶や礼儀等の基本動作・現場美化をやったところで、何の意味があるんだと。
めんどくさいだけだし、生産性が下がるんじゃないか、と思っていたんでしょう。
しかし、割れ(破れ)窓理論=「ビルの窓を割れたままにしておくと、そのビルの管理が不充分であることを示しており、管理が不充分であれば、そこが犯罪の温床になりやすく、それに よって犯罪がビルから地域社会に拡大していき、他のビルの窓も割られるようになり、それが原因となって社会の崩壊現象を招く」という心理的な現象があります。
スタンフォード大学の教授が行った実験によると、普通の車を市街地に一週間放置しても何も起きなかったのだが、次に同じ車で、窓ガ ラスを一枚だけ割ってそのまま市街地に一週間放置しておくと、他の割れていない窓も割られ、金銭になるであろう部品もほぼ全て盗まれたという結果だったそうです。
また、世界一と言われていたニューヨークの犯罪率を減らす事に成功したニューヨーク市長は、街中に書かれた落書きを全て消す様に指示したそうです。
その結果、落書きを消す前と、消した後では、犯罪の発生率は、ピーク時の40%まで激減し、1分間に1回の割合で発生していた殺人事件によっては、20%までに減ったそうです。 このように「割れた窓ガラス・落書き」と「犯罪」が減る事はあきらかに 関係があるのです。
僕たちの現は「商品」なんです。
だから、現場を奇麗にする事、みんな気持ちいい挨拶をするなど、そのような環境を常に整えて行く事で、商品に愛着がこもるのだと思うのです。
基礎屋さんがベースを作り、その上に大工さんが躯体をのせ、下地を作り、その上に左官屋さんがその手の上に材料をのせ、コテで一つ一つのナミを表現していく。
その裏では、電気屋さんが間柱に小さな穴をあけ、配線を通し、水道屋さんは管を通す・・・。
こうして、30社を超える業種全ての工程がつながり、一つ前の職人がした仕事を信じて、その上に上書きして出来上がっていく。
工場から出荷してきたものをパコパコはめていく家造りもあるのだろうけども、僕はこちらの日本らしく、日本の風土に適した工法の家づくりが本質だと。
多くの職人さんがこの家づくりに携わり、それぞれの想いを積み重ねてようやく出来るこの感じが素敵だと信念を持ってやっているんです。
多くの人の手や想いを積み上げていった集合体であるこの家は、僕たちだけでなく職人の魂が宿る家って事です。
職人さんたちは、その自分が任された領分という「日常」をこなし、糧を得て、子を育てたり、奥様に花束のプレゼントをしたり。
個人がどんだけ偉そうにしていたって、前の人、そしてそれを紡いでいく後ろの人を信じないと、な??にも成せないのがこの世の中でしょうから。
ある意味で職人さんに依存している業態なわけで、それは今も昔も、技術が発展した未来も、本質を追究すれば変わらないものなんだと。
ようは、家も、技術も、心も、全て積み上げていくもんだと思います。
で、そこには、心のつながり(信頼・わかちあい)というものが不可欠だと思うのです。

(イケメン大工と親父大工と)
人とのつながりから生まれるものって継続性があって、そこからまたいろんなものが生まれるからです。
今いる職人さんのほとんどが、職人さんからの紹介で、その輪が今の結果であって。
紹介する以上は、変な人は紹介できない、ということです。
「あ?、あの人ならiGに合うかも」とか、逆に、「あの人、腕は良さそうだけど、会わなさそうだな・・・」とか。
類は類を呼ぶと言いますが、その次に、誰かと誰かの出会いをつくるためには、その人のいいところとか、その人の素晴らしいところを、その人に代わってちゃんと伝えてあげることで人はつながりやすくなります。
長所を伝える事もそうですが、人とつながることは財産です。 僕も、今があるのは「縁」=「人と繋がれたお陰」だと心から思えます。
そして、誰かと誰かがつながることで、自分もそのつながりを広げることができるのだと思うのです。

お客様からの心温まるメッセージ、しかと浮けとしました! ありがとうございます!
2012年もアイジーワークス共々、しっかりつながって、邁進して行きます!
おまけ
