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2020年度 グッドデザイン賞 受賞!

2020.10.02

2020年度グッドデザイン賞 を受賞

 

私たちが取り組んでいる、国産材ブロックモジュールのデザイン住宅 [JAPAN WOOD PROJECT]が、このたび、優れたデザインのモノやコトに送られる「グッドデザイン賞 2020」を受賞しました!

 

グッドデザイン賞とは

 

グッドデザイン 建築

個人的には、「将来に向けて良質な森林資源を維持し続けるために、大径材の価値向上を図り、木材サプライチェーンの連携強化によって、ロスのない伐採〜製材〜建築を計画的に行い、木材量にして600㎥以上の大径木を使用した」

という、「森林課題 × サプライチェーン × 実績」が評価されたのだと感じています。

 

新しいカタチのサプライチェーン

 

分断された産業構造

日本の一次産業は、横ばい、または低迷していると言われていますが、

このJAPAN WOOD PJを通じ様々な人と接し対話をしていく中で、高齢化や後継者不足問題はもちろんありますが、林業に限らず、どのような商品(付加価値)となって販売されるか、という二次・三次産業との連携が取れていないこと、それぞれが分断されて縦割りの構造になっていることも低迷の大きな要因だと実感しました。

従来のサプライチェーン

例えば、海外で質の高い日本酒がブームになっていますが、垣根を超えた連携がブランドに繋がったいい例なのだと思います。

 

こんなに森林資源が豊富なのに、住宅の梁に国産材が使わている割合は10%未満という現状。(これ、かなり問題じゃないですか?)

 

梁は輸入が93%

 

‟安ければ地球の裏側からでも持ってくればいい” という目先の利益や効率性だけを重視しているような経済は、これからの時代には合わなくなってくるのではないでしょうか?

 

またそれは、環境負荷という問題だけでなく、一回入ったお金が地域で消費されずに外に出て行ってしまうので、地域経済にも影響を与えます。

 

丸太を一本まるまる買取っているからできること

大きく太く育った木の多くは、伐採されても合板やチップなどになり、良質な素材でありながら適正な価値を生まないことで林業経営を圧迫するという悪循環になっています。

 

そのような状況の中で、このデザインを成功させるには、1本の丸太からどれだけ多くの価値を生み出すか、ということが重要なテーマでもありました。

 

メインとなる梁材は芳香高く艶の美しい仕上がりで、側材は耐久性の高い無垢の建具や階段に。

皮に近い薄い材料は、日本の気候に最適な屋根下地材として家を守り続ける。

最後に残った端材はチップなどに活用されていく。

ヒノキを無駄なく使う

このようにロスを最小限に抑え、良質な素材を活かすことに成功したのは、

製材品ではなく丸太1本をまるっと買っているからであり、如何に無駄なく使い切るか?ということにフォーカスし、その道のプロたちが意見や知恵を出し合い、試行錯誤、トライ&エラーを繰り返してきた結果でもあります。

 

今だけ、金だけ、自分だけとサヨナラする時代

 

極端ですが、国内の住宅会社が全て国産の木を梁(横架材)に使えば、木材自給率は一気に上がり森林課題も解決に向けて加速的に進んでいくし、それに準じて地域経済も循環します。

 

今さえ良ければそれで良いという姿勢が次世代に跳ね返る社会

 

今後も率先して社会に持続的可能をもたらす家づくりをしていきます。

 

それにしても、グッドデザイン賞 を受賞できたことは嬉しいです。

 

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立田 裕樹

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