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インターンシップ(職業体験)で知る建築実務

2019.9.15

皆様 こんにちは 山口です。

 

ただいま、アイジースタイルハウス名古屋スタジオと磐田スタジオの2店舗で就職前の大学生を招いてインターンシップ(職業体験)を行っております。

8月末にも行いましたが、ありがたいことに大学生からの申し込みが多く、2回に分けて行い、今回は、前回と違ったカリキュラムでの実施ということでご紹介させていただきます。

第1回の様子はコチラからどうぞ↓↓

https://www.e-igc.jp/blog-build-nagoya/2019/09/9184

 

インターンシップ(職業体験)開催中

就職活動を控えた大学3年生の学生さんを招いてのインターンシップを、9/12(木)から16(月・祝)まで開催しています。

 

インターンシップでは

  • 建築業界とはどういった業界なのか
  • 各職業はどのような仕事をしているのか
  • オーナー様とのお打合せはどのように行っているのか
  • オーナー様とどのような関わり合いをしているのか

など体験・勉強をします。

このインターンシップを通して将来のキャリア構築に活かしてもらえればと思います。

 

1週間を通して様々なカリキュラムを組んでおります。

昨日は、上棟現場の見学と無垢の一枚板選びの打合せの見学を行いました。

 

岡崎市にて上棟の様子を見ながら、オーナー様や大工さんともお話をしたりして、学校の中ではなかなかできない生の現場ならではの体験をしてもらいました。

実際、大学の建築学科の授業では、この様に現場を見て学ぶということはほとんど無いようで、教科書や授業を通して、柱や梁や筋交いという言葉は聞いたことがあっても実際にどうやって大工さんが組み立てていくのかは全く習いません。この様に現場の様子を見学して、今まで学んだ知識をより密度の濃いものにしてもらいました。

お施主様からも家づくりを通してうれしかったことや大変だったことを聞いて必死にメモを取っていました。

 

初めての現場見学で気分が盛り上がり、とにかく写真を撮る学生たち。

夏休み明けにインターンシップで学んだことを大学でプレゼンテーションするらしいです。

 

次に、上棟の見学に続いて、お客様がキッチン前面に取り付けるカウンターに使用する無垢一枚板の選定に同行させていただきました。

打合せ同行と合わせて、材摠(ざいそう)木材さんに木材についてご教授頂きました。今回は、1本の丸太からどんな大きさの材料が取れるのかを教えてくれました。

「丸太から取り出すことができる材料の大きさは直径×0.7が目安」とのことで、40センチの丸太だったら最大28センチ角の柱や梁に使用できる木材が取れる、ということです。

 

一枚板に関してもたくさん学んできました。

アイジースタイルハウスでのインターンシップの様子

写真の様な一枚板は、樹齢200年以上経っていないとまず取れないそうです。大体の目安として、樹齢200年以上の木は直径1.2m以上、つまり演習3.6m以上の丸太だそうです。

 

インターンシップ (3)

これは「モビンギ」という西アフリカ原産の木の一枚板です。日本の木と違いこの木目の模様が特徴です。アフリカ原産の木は模様や色が日本ではまず見ないようなものが多いそうです。芯が紫色の「パープルハート」というものもありました。気になる方は検索してみてくださいね。

 

大学生たちが学校では学べないことをインターンシップ(職業体験)として行っております。

 

今回の様な体験のほか、お客様(仮)の要望インタビューからプランニング(図面設計)、プレゼン発表など実際の業務の一部を体験してもらったりしています。

 

わずか1週間(5日)という短い期間ではありますが、少しでも彼らの将来にプラスの影響を与えられていたならと思います。

明日はインターンシップ最終日。少しでも有意義なものが伝わるように頑張ってきます!

ではでは。

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