防音・断熱性能を向上させた音楽室リフォームの完成。

最近では新築住宅を購入する際には省エネ性能がどのくらいあるのか、実際の家の燃費はどのくらいあるのか気にされるお客様が多くなってきました。

しかし、リフォーム業界ではまだまだ見た目を直す意匠性を向上させたリフォームが多く、性能向上は二の次となっているのが現状です。

そんな中、建物の断熱性能を向上、さらに防音性能を向上させたリフォームをお引き渡しさせていただきました。

防音・断熱性能を向上させた音楽室リフォームの完成

A様、工事の完成お引き渡し、誠におめでとうございます。

事前に搬入された家財道具も入り、よりいい感じになっていますね。

もっともこだわった音楽室。

当初平天井だった天井もお打ち合わせを重ねる中で開放的な勾配天井へ。

もともと２７００㎜ほどあった高い天井（通常のお宅は２４００～２５００）

さらに高い天井へとなりました。

東西両面の壁には大容量の書棚が並んでいます。

大量にあることは事前にわかっていましたが、いざ入れてみるとその量に圧倒されそうです。

壁面には４面とも高い防音性を持つ自然素材の断熱材セルローズファイバーを吹込み、音の振動を吸収します。

道路面の窓にはトリプルガラスを採用し、窓からの音も抑えます。

今回初めて使用しました防音のためのグリーングルーボンド。

ボード２重張りの間に使用。

玄関にはお客様をお出迎えするための飾り棚。

現地で何度も一緒にサイズを測り、大きさや場所を打合せしたことを思い出します。

手前に伸びた５０㎜の出幅のカウンターは、玄関を出入りする際の手をかけるところとして採用。

実際に使ってみると、とても使いやすくて良いアイデアでした。

断熱性能の向上

２階の小屋裏には、ウールブレスを採用。

天然の羊毛の断熱材のため、結露に対しても安心してご使用いただけます。

床下には、新築工事でも基礎の内断熱に採用している発泡ウレタンを採用。

床からの底冷えを防いでくれます。

まだお引き渡ししたところで実感されるのはこれからだと思いますが、昨年までとは違い、今年の冬は暖かく過ごしていただけると思います。

お楽しみにしてください。

井上さん！新築おめでとう💐

小林さんのブログにありますが、昨日は井上さんの新築完成お引き渡し。

待ちに待った新築だと思います。

たくさんの思い出を作ってください

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