Ｑ：こうしておけばよかったなと思うところはありますか。

Ａ：仕方ないんですけど、階段がちょっと失敗だったなっていう。直線なんで1回落ちたら下まで落ちるなっていう怖さがあります。子どもが登る時はついていく。大人でも時々怖い時あります。 

あと、計画した時は子どもが生まれてなかったので、子ども分を考えるとランドリ―ルームがもうちょっと広くてもよかったな。でも、いずれいなくなるってことを考えると、その時はちょうどよかったって思うかもしれない。

元々子ども向けの家にはしたくなかったっていうのもあって。子どもはいずれ出てくと思ってるので子ども用に家具も買ってないし。あんまり特に変える予定はないです。
最近テーブルを登るんですよ、なかなか花を飾れなくて。ソファもほんとは欲しいのがあったんですけど、絶対汚されると思って一旦安いのに。子どもが大きくなったらソファをちょっと変えたいってのはあります。

 

Ｑ：家具の選び方を教えてください。

Ａ：家は極力シンプルにして、家具で雰囲気を作る。そうすれば 飽きたら変えられるっていうのもあって。全体のデザインを決めてる時に、家に合うの何かなーって色々探して。好きなセレクトショップに置いてるものが多いかな。The Conran Shop（ザ・コンランショップ）。

テレビボードは、あーこれいいなって思って。色々選択肢を絞って、あ、じゃあこれにしよう！って。なんか、ミッドセンチュリー？らしいです。

あとイスはどうしてもこれにしたくて先に決めてたので。イスに合う丸テーブルにしたいな、までは決まってて。東京や名古屋の家具店をひたすら回ってセレクトショップで見つけて、一目惚れして買ったの。DESALTO – Clay（デサルト クレイ）イタリアかな。

で、アイジーさんに、これを置きたいんで、壁は何がいいですかって。

 

Ｑ：写真や絵も飾る予定でしたか？

Ａ：東京に住んでた頃に、気に入って買ったんです。なんか飾りたいな、これいいんじゃない？って。アメリカのモニュメントバレーだっけ。フォレストバンクの道みたいな感じのとこ。ちょうど旅行に行ったこともあって雰囲気も好きだったんで、いいかなーって思って。思い出の場所です。

ダイニングの絵は住んでから探して。でも、建てる前から飾りたいっていう話をアイジーさんに相談してたら、目地のとこなら打てるって言われて。タイルの目地のところに打ってあります。

 

Ｑ：香り物好きなんですか？

Ａ：はい。パロサントはお香よりもめちゃくちゃ強い感じですよね。好きなブランドで欲しくて、ASTIER de VILLATTE（アスティエ・ド・ヴィラット）のインセンスホルダー。

 

Ｑ：お庭のポイントは？

Ａ：外から見えないプライベートな庭。っていう意味で壁をわざと出して。ウッドデッキもできるだけ高くしてくださいって言って。軒が長いのと、家が前に建ってるのと、壁があるんでちょうど日陰になるんですよ、お隣さんをあんま気にしなくていいですね。あとはコーヒー飲んだりとか 。ちょっと良いくつろげる椅子を置きたいです。

車をちょっと前に出して、屋根の下でBBQしたこともあります。

 

Ｑ：庭木のお手入れはご自身でされますか？

Ａ：なるべく手入れしなくていい木を選んで、雑草ムシって夏は水あげてるぐらい。手入れを楽しむタイプではないので後々の労働を考えて人工芝に全部防草シート敷いてあるんですけど、それでもやっぱ草生えてくるので。いろんなところで極力楽したい。

 

Ｑ：メンテナンスはどうされていますか？

Ａ：入居前、家具入れる前にまっさらな状態の時だけ全部蜜蝋ワックス塗って。その後は今のところ何もしていない。

漆喰が欠けて、自分たちでやったことは1回あるよ。あったけど、 同じ箇所がまた欠けちゃって。なんていうのかな、幅が狭い箇所がボロッて剥がれ落ちて10センチぐらいだったんで自分で塗ったんですけど。接着の方法を変えますって言って直してもらったくらい。あんまり補修はしてないです。補修するほど気になる傷とかないです。

Ｑ：これから家を建てる人にアドバイスをお願いします！

Ａ：なんだろうな。こういう家も建てたい、こういう雰囲気も出したいみたいなテイストを変に混ぜない方が良いって思ってます。

あと、好きなものがわかってると決めやすい。ピンタレストで調べるときも、好きなものと、嫌いなのを一緒に調べてたんです。打ち合わせの回数もそんなにあるわけじゃないし、口で伝えても伝わらないじゃないですか、雰囲気って。「こうはしてほしくない」みたいな写真も一緒に集めて、違う方向に行かないように。でも担当の方が素晴らしくて分かってくれてたので、あんまり必要なかったかもしれない。

逆に設備とか基準…Z値などの機能面は、最初にお話いただいて安心だって思ってから、あとはお任せって感じでした。

 

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▶1年暮らして気づくこと　浜松市Ｓ様邸【№1】2405
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