なぜ玄関で靴を揃えるのか

2023.9.05

こんにちは、村瀬です。

我々の新築工事を行う現場では、様々なルールを設けています。

その現場ルールをまとめたものとしてポケットブックという資料があり、弊社の協力業者会「アイジーワークス」で月に一度開催している安全品質協議会や現場で直接職人さんへ指導をして、周知して守ってもらっています。

玄関をきれいに

お家の入り口でもある玄関には「靴を履き替える」「靴を揃える」というルールがあります。

まず一つ目の「靴を履き替える」は、新築中の建物内に入る際は、外の土を中にもちこまないように靴を履き替えるようにしています。土が中に入ると単純に汚れるというのもあります。また、靴の底についた小石などで床に傷がつくということもあります。

品質確保のために職人さんには靴を上履きに履き替えてから建物内で作業をおこなうようにお願いをしています。

二つ目の「靴を揃える」は、見た目がきれい、職人さんが出入りする際に靴が散らかっていると引っ掛けたりするので危ないという理由もありますが、最大の目的としては、まだ建築中ではありますが、お客様のお家に上がらせていただき、作業をさせていただくという気持ちを持って頂きたいという想いがあります。

家をつくる仕事だからただ作業をおこなうというのではなく、職人さんにはお客様から預かっている大切なお家なので材料一つ一つを大切にして、丁寧にきれいに扱うという想いをもって家づくりをしていただきたいと思っています。

このように現場ルール一つをとっても色々と想いをもっておこなっています。その他にも現場ルールはまだありますので、また次回ご紹介します。