節を作って、節にする？どういうこと？

床、建具、カウンターで自然素材の木をアイジースタイルハウスでは使用しています。

木の種類によっては節の多いものがあります。今回は、この節の処理についてのお話しです。

まん丸の節

こちらはスタジオ1階の多目的スペースのカウンターです。

天板にいくつかの節模様があるのが見えます。そして、これらの節の形がきれいにまん丸です。

実はこの節、元々カウンター板材の節ではないんです。👀

どういうこと？

と思う方もいらっしゃるかと思います。

木材を板に製材したとき、節周りは自然素材の特性上ボロボロなりやすかったり節抜けが起きやすかったりしています。

節が抜けてしまったから、と言ってその板を捨てるのはとても勿体ないことです🌳

なので、細い枝で丸棒を作り丸い穴を開け、抜けてしまった節の箇所や抜けそうな節の箇所に代わりとしての節を意図的に付けています。

樹脂などの化学的な材料で節を作っていないところが良いですよね。塗料のノリも質感も自然素材そのままです😊

アイジースタイルハウスの場合、桧の床板に節が入っている場合があります。

暮らし始めて、湿度により床材が乾燥収縮されて節だけ抜けてしまうことがあります。そんな時は、木工用ボンド等で元の位置に戻せば節は取れにくくなります。

そもそも節を抜けにくくするためには、乾燥を防ぎ年中湿度を一定に保つことです😉

アイジースタイルハウスでは、天井と壁の標準仕上を漆喰としており、室内の湿度も一年中快適な湿度に保ちます。

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