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建築地の防災を考えるハザードマップポータルサイト

2018.12.27

マイホームの新築に先立つものが建築地。

地震、台風、暴風雨などによる自然災害が増大している昨今、建築地一帯の災害リスクを知り、イザという時の避難計画を考えておくのに役立つのが「国土交通省 ハザードマップポータルサイト」です。

建物についてはしっかりと検討する方の数に比べ、長く住もうとするその地について、自然災害へのリスクを検討する方は少ない様です。

夢のマイホームを実現し長く住み続けるその場所について、ハザードマップを活用してリスクしっかりと把握することで、より安心な暮らしを実現しましょう。

国交省ハザードマップポータルサイトの紹介

1.異なる災害リスクをシームレスに調べられるハザードマップポータルサイト

今回は国交省のこのポータルサイトにある「重ねるハザードマップ」をご紹介します。

このマップは、洪水や土砂災害、津波など災害に関するデータを重ね合わせて確認できることが特徴で、これらのデータを提供している各省庁などのサイトのデータがシームレスに表示されるためです。

いちいち個別のサイトにアクセスしなくて済む便利さと、データの重ね合わせによって複合的に災害リスクを理解できるので、とても便利です。

ポータルサイトの初期画面(下記)から、「重ねるハザードマップ」の「地図を見る」をクリックします。
重ねるハザードマップの選択(赤枠内にある各災害ごとの4つのアイコンは、これから述べるサービス内で選べるので、説明は割愛します。)

 

下記が初期画面です。
重ねるハザードマップの初期画面
地図は、マウスでクリックかドラッグで移動できます。縮尺変更はマウスホイールか画面左下の+-ボタンです。

 

任意の場所で、例えば洪水による災害リスクを調べてみましょう。
重ねるハザードマップで洪水リスクを調べる
メニューから「洪水」アイコンを選びます。

 

地図に色付けされたエリアが洪水の被害度合いに応じて表示されました。
重ねるハザードマップで洪水リスクを表示
もう一度、洪水アイコンをクリックすると表示が解除されます。

 

同様にして、土砂災害リスクの表示がこちら。
重ねるハザードマップで土砂災害リスクを表示

 

災害データは、より詳細な表示も選択できます。
重ねるハザードマップで詳細なデータを表示する
メニューの「+すべての情報から選択」をクリックし、「情報リスト」メニューを表示します。
先ほど選んだ「洪水」や「土砂災害」のデータも含め、情報リストからはより詳細なデータを表示できます。

 

例えば、同じ「土砂災害」も、情報リストからは、次の様にその種類ごとのデータ表示が可能です。
土砂災害の詳細データを表示する
情報リストの「災害リスク情報」クリックし「土砂災害警戒区域」クリックすると、更に詳細データの選択肢が表示されます。
同じ土砂災害でも、「急傾斜の崩落」、「土石流」、「地すべり」に分かれ、それぞれ個別に表示したり一度に表示したりすることが可能です。

この情報リストには、最初のメニューには無いその他の情報も表示できます。

例えば、冠水が想定される道路を調べることができます。
重ねるハザードマップの情報リストから冠水想定道路を選択する
情報リストの道路防災情報をクリックして表示される、道路冠水想定箇所を選びます。

 

地図上に、道路冠水想定箇所が表示されました。
重ねるハザードマップで道路冠水想定箇所を表示する
黄色い三角マークが、その位置です。

例えば、先の洪水リスクのデータとこの道路冠水想定箇所を重ねて表示することで、災害時にどの道を使って避難すべきかの判断に利用できます。

この様にして、様々な災害リスク情報を必要な分だけ個別に見たり、重ねて見たりすることで、どの様な被害がどの程度発生しそうかを把握することができるのが、この重ねるハザードマップの便利な機能です。

実際には、建築地を中心とした一定のエリア内のリスクを調べるでしょうから、今度は縮尺を変えて地図を拡大し、別の機能も使ってみましょう。

 

2.ピンポイントで災害リスクの情報を得る

建築地が分かる程度の縮尺まで、地図を拡大します。縮尺変更はマウスホイールか画面左下の+-ボタンです。

ここで、建築地となる地図の場所を指定し、そこの災害情報を一度に入手する手順をご説明します。

①画面左側に表示されている「危」と書かれたアイコンをクリック。
②マウスアイコンが「危」マークになっているのを確認し、地図上の建築地をクリック。
③「この場所の自然災害リスク」という画面が表示され、指定位置の災害リスクが確認できます。
重ねるハザードマップの指定位置の災害リスクを表示する
「範囲外又は未整備」と表示された災害の種類は、該当データは無いので、今後のデータ整備を待ちましょう。

リスクがあると表示された災害の文字(今回は、「洪水によって想定される浸水深さ」)クリックすると、地図上にデータが表示されます。
重ねるハザードマップの指定位置の災害リスクを地図上に表示する
地図上に、浸水深さによって薄いピンクと濃いピンクで表示されています。

この指定位置の災害情報は、リスクありと判断された災害の右端のアイコンをクリックすると、詳しい解説ページやレポートに飛びます。

また、その地域の自治体が提供する各種ハザードマップは、この画面の下部に表示される「○○(←自治体名称)のハザードマップを見る」をクリックすると、別のタグで一覧表示される親切設計です。
自治体の各ハザードマップにリンクしている

 

3.災害リスクを完全に避ける事はできない

この様に、公的な災害リスクのデータが全国的に確認できるのは、これからマイホームを取得される方には、とてもありがたいですね。

しかし、実際に見てみると分かりますが、おおよそ普通の社会的な生活をしようとするなら、何らかの自然災害リスクを全く受けない場所というのはありません。

従って、この様な情報で考えるべきなのは、購入予定の候補地の災害リスクの比較であったり、所有地からの避難経路の確認といった前向きな手段だと思います。

また、いくら詳細に検討できたとしても、あくまで過去のデータに基づくものであることを考えれば、災害リスクを完全に避ける事はできないと心得た方が、より現実的な判断を下せます。

一生に一度のマイホーム新築を、「十分に検討した!」と自信を持って言える様、この様なデータを前向きに活用する事をお勧めします。

豆知識くん

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