Ｑ：自然素材に包まれた暮らしで気づくことは？

 

Ａ：打ち合わせルームにあったサーモアッシュの床がすごく良くて、人がたくさん入るところはこれ、それ以外のところは全部ヒノキにしたんですけど。お風呂入ってヒノキの床に裸足で出た時がすごい気持ちよくて！柔らかくて足心地がいい。あぁ、ヒノキにしてもよかったなって。猫が走り回るからっていって硬い方を取ったけど、ヒノキだったらどうなってんだろう？って思う。

 

Ｑ：猫ちゃんとの暮らしは？

 

Ａ：曲がり角をドリフトしながら爪たてて容赦なく走っていくから、初日からもうこんなところに引っ掻き傷がある…って。床は傷ついたら削ればいいし、思ったより気にならなかった。あ、こんなもんか、と思って。

外に出たい時にサッシの枠をこすって、気付いて！開けて！って引っ掻いてた。真っ黒にしてもらったら、ちょっと傷が目立つかもしれないし今からもっとサッシに傷がつくだろうけど。

生物が生きてる限りは仕方ないよね。網戸も登るし、キャットウォークも使ってます。

 

Ｑ：ワックスは塗りましたか？

 

Ａ：してないしてない。一瞬、話は出ましたけど、まあいっか今年は。来年やってもいいよね。猫の爪の傷の状態を見て、ウッドデッキだけが気になったから塗りました！ちょっと雨が降って乾ききれてない時に塗って自分じゃ不満なので、もう一回頑張りますけど。簡単だった。雑にやればそんなに時間かからない。

 

 

Ｑ：漆喰の補修をされたところはありますか？

 

Ａ：ないです。実は漆喰が自分の想像の倍ぐらいの硬さだったの。だから大満足です。

猫が引っいたら、それをどうやって補修するんだろうと思ってたけど、結局たまにカリカリしても傷もつかないし、下に漆喰が落ちることもないので。

 

Ｑ：掃除方法は？

 

Ａ：ルンバさんが頑張ってくれて。細かいところだけコードレスの掃除機で吸ってます。

ガレージは3～4ヶ月にいっぺん全部荷物出して、水洗いで細かいホコリをこう全部出して乾燥させて、また全部荷物持ち込んでレイアウトを整えて終わるっていうのをやってるね。やっぱり外からのホコリと猫の毛なんだよね。

 

猫の毛を掃除といえばね、掃除機かけてもかけても、どこかしら毛がふわふわって。えー？さっき掃除機かけたのに、って。

Ｑ：大掃除もされましたか？

 

Ａ：ここ２ヶ月ぐらいで1回整理整頓したんですよね。11月に引っ越してきたから、うちの年末の大掃除は11月ということにした。水回りも全然寒くないし、Tシャツで芝刈やって全部ガレージのものを出して…動きやすいよね11月。

 

換気扇のフィルターがびっしり汚れてて、案外ちゃんと仕事してたんだなと思った。こんなにホコリと油まみれになってるのか、びっくりしたーっていうのがあったね。よく吸って、よくこしてるよね。

あと、高いところの窓を洗うために、高圧洗浄機も考えたけど、1年に1度しか使わねえぞと大きな投資をしなかったのね。長く伸びるブラシみたいなやつで掃除して、きれいになったじゃん！って。そんなんでいいような気がしてるんだけどね。

 

活動的な状態のうちに、そういう面倒くさいこともやって、断捨離を一気にバーっとやって、12月はのほほーんと年末にいくみたいな感じのリズムにするといいなって。1年目だし、そんな気になるところは家の外をぐるぐる回ってもなかったですね。

Ｑ：これからお家を建てようと思ってる方へ、アドバイスをお願いします。

 

Ａ：自分がそうだったように、最初の家は引っ越しのスタートをものすごく考えてね。早く決めなきゃいけない、今日はあれを決めなきゃいけない…家選びが面白くなかったもん。小学校入るときを意識して家建てると思うんだけど、その後の20年を柔軟に考えられるか「あなたの個性なんですか？」とか「本当にやりたいこと何なの？」って。

楽しんでくださいよっていうのと、超真剣にやんなきゃっていうのは、同時に伝えたいこと。

 

大きい窓は南向き、典型的なTHE家みたいなのを最初は考えると思うんだけど。道路沿いに住む友人は、南向きに大きい窓があるのに、ずーっとブラインドを下ろしたままで開けたことないっていう話をして、なんかもったいないですよね。

ハウスメーカーだけじゃなく、ちゃんと考えて家を作ってくれるところで建てた方がいいよって思いますね。わざわざ行かなくても今いっぱいルームツアー見れるので。

Ｑ：参考になったと思うことはありますか。

 

Ａ：たくさん見た方がいいよっていうのは皆さんそうだと思うんだけど。印象的だったのは、設計士さんの家を見に行った時の書斎の位置。一番奥になってて、仕事ができなくなった老後にトイレを増設できるように配管もしてあるんだって。

だから、わが家は玄関を通らずガレージに車を付けてデイサービス。もう次に建てることもないだろうから、そういう風に考えて逆算して色々レイアウトをやると、すごく建物が立体的に考えられるなって。

 

 

終わりから全部計算していくと、家作りのような気もするんだけど、なんかもう暮らしそのものを再設計しなさいって考えることになるんで、面白かった。

 

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▶1年暮らして気づくこと　袋井市N様邸【№1】

▶1年暮らして気づくこと　袋井市N様邸【№2】